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現役CAによるANAウイングス魅力「乗務員同士の距離が近い職場」

ANAのグループ会社である、ANAウイングスで活躍する客室乗務員の方にお話を伺いました。

本社とは違うウイングスの魅力とは?どんな路線を中心にフライトされているかなど、ウイングスで働く魅力を余すところなく語っていただいております。

乗務員同士の距離が近い、働きやすい職場環境

―会社の雰囲気はいかがですか?

ANAウイングスは現在ベースが名古屋、大阪、福岡、あと管理職とインストラクターの方だけ羽田にベースがあるのですが、私は大阪ベースで同じベースの方だとほとんど顔はわかります。他のベースの方になるとあまり接点がないので、名前と顔とが一致する方があまりいないのですが。そういった感じで、同じベース内はすごく親密で先輩とも距離が近く、一度一緒にフライトした先輩方は絶対に覚えていてくださいます。

ステイ先でもパイロットを含めたクルーみんなでご飯に行くことも多く、ウイングスは小型機が中心ですので、客室乗務員の1度の添乗数が最大でも4名なのですが、パイロットとその4名で食事に行くことも多いですね。和気あいあいとしていると思います。

乗務員同士でステイ地でお食事に行った際のお写真

―どんな路線を中心にフライトしていますか?

ANA本社が幹線が多いので、それ以外のところが多いです。離島とかですかね。プロペラ機のような小型機しか入れない所です。あと、所属するベースによっても少し違います。福岡ベースの方だと、那覇、石垣、宮古島とかがすごく多いんですが、大阪ベースだと千歳とか秋田なんかが多いです。でも特にこの路線固定でというのが決まっているわけではなくて、日本全国ほとんどどこでも飛び回っています。

―固定ではなくて、いろいろなところに行かれているんですね。

そうですね。あとはフライトのパターンも最近本当にいろいろで、「混乗」というのがあって、他のベースの方とフライトをご一緒する時もあります。私が先日あったパターンだと、4便大阪のクルーと飛んで、私以外のクルーは大阪に帰ってきてそこでその日の業務終了だったのですが、私だけそこから福岡ベースのクルーと合流してステイ地の福島まで行き、次の日その福岡のクルーと那覇線に乗務するということがありました。

最近は路線が増えているので、今までにないパターンで業務することも多くなりました。

でも本当に路線としては北は北海道から南は宮古までいろんなところに行かせてもらっています。

熊本ステイで夜の散歩をされた際に撮られた美しい紅葉のライトアップ風景

―乗務しているときに楽しいと感じることはありますか?

さっきお話ししたようにいろんなところに飛んでいるので、路線ごとにフライト時間もまちまちなのですが、例えばフライト時間が長めの便で、お休みになっているお客様も多く、少し手が空いた時なんかは、搭乗して下さったお子様に「搭乗証明」を書いたりして、プレゼントしたりだとか。

あと先輩クルーで折り紙で何か作ってきている方とか、かわいいシールをもってきている方がいらっしゃって、その先輩方から、「このアイテムで何か子供さんにしてきてあげてもいいよー」って声を掛けてくださることがあって、そういった時は先輩にも相談して、機内でプレゼントしているおもちゃを配る時に、もう一言メッセージカードや飴を付けたりして手渡すようにしています。そういった自分で考えたサービスでそのお子様や、お子様のお母様にまで喜んでいただけた時はすごいやりがいを感じて楽しいなと思います。

また最近はだいぶ乗務に慣れてきたのもあって、サービスやセールスの担当をする際に、今日はどういう風に売っていきたいであったり、どうお勧めしたいといったことを決めて、自分から意見発信する機会も与えてもらえるようになって、それでその日のサービスやセールがうまく行った時に先輩方に「今日よかったね」とか「できるようになってきたねー。」って声を掛けてもらえると自分の成長を感じられて嬉しくなります。

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―自分の意見を取り入れてもらえるのはいいですね。

人数少ないからってわけでもないんですが、上の方たちが新人でもいろいろやって経験を積んでほしいという考え方の方が多くて、「今何か考えていることがある?」だとか「やりたいことはある?」っていうのをこまめに聞いて下さって、そこで自分の考えを言っても受け止めてもらえる空気があるので、ありがたいと思います。

―なってよかったなって思う時はありますか?

すごい個人的な役得みたいな感じになるんですが(笑)やっぱりいろんなところに行けることですかね。あと最近密かに楽しみにしているのが、デッドヘッド*の時にANAのグループ会社の他社の飛行機に乗れることがあるんですね、AIR DO とかソラシドエアとか。その時は、機内の雰囲気とか客室乗務員の動きとかを目で追ったりして、他社のサービスを研究したりしています。もちろん基本となる業務は同じですが、その中でも各社独自に行っていることなどもありますので、見ていて勉強になります。

*デッドヘッド=客室乗務員が業務中の移動の為に、旅客機に乗客として搭乗することを指す。サービスなどは行わないが、業務の一環である。

第一印象が劇的にあがった、面接対策!今では先輩から褒められます

―少しお話しが変わりますが、就活時代に自分自身で頑張っていたことは?

なんだろう…。結構、基本的にアイザックで言われたことを純粋にやっていたほうが大きいかもしれません。私はエアラインを目指したのが就活始まる直前だったので、それでエアライン目指そうとなったと同時ぐらいにアイザックに入って、あとは結構アイザックのサポートを得て就活してた感じです。

それまでは、そうですねぇ…でも接客業に就きたい気持ちはあったので、接客関係のバイトを選んで、バイトには力を入れていましたね。

―逆にアイザックに来て対策したことで記憶に残っていることは?

合同模擬の印象が強烈ですね。あと対策レッスンとか、先生が臨時で入れてくれるレッスンで、こういうレッスンやるけど参加する?って聞かれたレッスンは全部入っていっていました。もう合同模擬授業は都合合う限り絶対必須で参加していました。そこでかなり面接は鍛えられていました。

あと先生たちからもフィードバックもらうんですけど、アイザックでは同じ目標を目指している仲間がいるので、仲間からフィードバックをもらえるのも非常に助けになって、特に一緒のコースに通っていた人とかだと私の強みも知っているので、あの質問にはもう一つの自己PRを使ったほうがよかったんじゃない?みたいなアドバイスくれたりとか。先生にも感謝してますし、就活の仲間ができたことも心強かったです。

―習った内容で今でも役立っていることはありますか?

個人的には“第一印象”ですね。実は私は高校ぐらいからずっと第一印象悪いって周りから言われることが多くて、今考えると接客としては致命的ですよね(笑)大学でも結構、第一印象怖いって言われることあったんですけど、でもアイザックの面接練習で何十回も入退室の練習をして、あと面接中もずっと口角をあげましょうっていうのを徹底して指導してもらえて、それが身体に染み付いたみたいで、本当に今では自然に笑顔とかができているみたいです。会社の先輩方からも、Aさんはすごく明るくて、第一印象が元気があって本当にいいねって言われるくらいまでになりました。

第一印象が悪かった時から考えると、先輩に褒めらえるまでになるなんて、すごい改善したんだなと自分でも思います。

本社とは違う、ANAウイングス対策の秘訣とは

―これからANAウイングスを目指している皆さんにおススメの勉強法や企業研究ポイントはありますか?

サービスなんかは基本的にANA本社に準じたものになるので、そこはANAを企業研究することが一番だと思います。

最近の話で言うと、もともとウイングスは小規模でアットホームな会社というイメージが強かったと思うんですが、今はどんどん成長している会社で、今後も規模を拡大していく予定ですので、客室乗務員の数も増えてきていますし、あと機材も話題のMRJを導入したりだとかで、新しいことにチャレンジしていく方針になってきています。

そういった意味では、向上心、挑戦心がある人たちを求めているのかなと感じます。

あとウイングスは国内線だけなので、英語はいらないのではと思われる方もいるかもしれませんが、今は英語力も必須です。便によっては客席の半数以上が外国人のお客様という便もありますので、その方々にサービスをするためには最低限でも英語は使えないと難しいですね。

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―なかなか高いスキルを求められるようになってきているんですね…。

いろいろ求められることは増えつつあることは確かなんですが、逆にウイングスならではのメリットもありまして、小さい機材が中心の会社ですので、低身長の方でも153、4cmぐらいの方であれば十分客室乗務員になれる可能性があります。

もしそのくらいの身長で受験を悩まれている方がいらっしゃったら、ぜひウイングスはチャレンジしてみてほしいと思います。

企業研究は基本的にANAと被る部分が多く、ウイングス独自でのポイントはなかなか難しいかなとは思うのですが、まだまだ新しい会社ですので、ウイングス成り立ちやそれ以降の歴史は十分追うことができる量だと思います。そこをしっかり押さえていれば大丈夫ですかね。

―ありがとうございました。最後にこれからエアライン業界を目指されている方にメッセージをお願いします。

“諦めなければ、絶対に夢を実現できます”

もし、いろんな企業からCAで内定をもらえるなら、それはそれで嬉しいことだし、その中で一番合うと思った企業を選んだらいいと思います。

でもやってもやっても駄目なことが続いたとしても、絶対に途中で諦めないで続ければ、必ず希望が見えてくると思います。

私自身が最初すごい駄目で、エアライン目指すのも遅かったし、準備するのもすごい遅かったから、みんなと同じようには決まらなかったけど、でもきっとこのまま続ければいつかは自分のコンディションが整って選んでくれる企業と出会えると思って就活を続けた結果、ありがたいことに思いの外早く、内定をいただけたので、やっぱり途中で折れちゃわないで続けることが一番です。

それで本当に就活中は大変な思いもするし、辛い時もあったけど、そこから内定をいただけた会社っていうのは愛着があるし、その辛かった時期を思い出したら、会社で少し辛い時があっても、就活の時も乗り越えられたなって思って、そう簡単には心が折れなくなりました。

それから、あとは一緒に頑張る仲間を大事にして、みんなでコツコツやっていれば結果はついてきます。わからないことはすぐにアイザックの先生に聞くこと!迷っている暇があるなら先生に相談(笑)それで大抵解決します。悩む、迷う暇があるならそれを少しでも対策、勉強にあててくださいね!頑張ってください。

<免責事項>
採用情報は、必ず採用企業のホームページでご確認ください。

藤井彩
アイザック エアラインスクール講師
ビジネスマナー講師
接遇研修講師

経歴
日本航空国際線客室乗務員、JALウエイズ客室乗務員

コメント
航空業界は難しいと思われている方が多いですが、決して「特別な」「難しい」業界ではありません。どういう人物像を求めているか…をしっかり自分の中に落とし込み、”コツ”をつかむことで内定は目の前です!一緒に頑張りましょう。

最後に
アイザックではANAウイングス、JAL、ANAをはじめ、客室乗務員、空港グランドスタッフにこれまで2,400名の合格実績があります。少しでもCA、地上職に興味をお持ちでしたら、まずは無料の個別相談会、レッスン見学に参加してみてはいかがでしょうか?

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