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2022年卒就職活動の実態と、インターンシップの重要性とは?

2022年卒就職活動の実態と、インターンシップの重要性とは?

 2022年卒の皆さま、就職活動の準備は始めていますか?

「え、もう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。政府は、昨年(2019年)の10月に、経団連や大学関係者と開いた会議で、「3年生時(2020年)の3月~広報活動やエントリー解禁、4年生時(2021年)の6月~面接解禁」という現状維持を求める声が強かったため、「現状のスケジュールの維持」を決定しました。就職活動の日程は、これまで経団連がルールを決めてきましたが、経団連に所属しない企業がこのルールに縛られず、日程外の採用活動を行ったり、加盟企業でも守らない所が増えてきたりと、ルールの存在意義がなくなってきたことから、廃止されました。そこで、2021年卒採用から、政府が就活ルールを作り、全ての企業がこのルールを守るようにし、10月の会議で今後2年間は現状維持の日程とすることを決めたということです。

「じゃあ、まだまだ余裕があるじゃないか」と思われるかもしれませんが、実はこの現状維持のルール、ちょっと気になる裏事情があるんです。

「就活日程ルール」は、形だけのルール

 実際に各企業が行っている採用活動、密かに年々早期化が進んでいるのです。「4年生時の6月から面接開始」と言われると、その時から就職活動の始まりだと思われるかもしれませんが、実は就職活動としてのスタートは、3年生のインターンシップからなのです!

 これまでの採用の流れを見てみると、3年生の春から秋冬にかけてインターンシップを行い、秋から春にかけて本番の選考をしたり、内々定を出したりする企業もあります。3月1日から企業広報が解禁されるので、会社説明会が行われ、エントリーが開始されます。

4年生の春には多くの企業で面接が行われ、数回の面接を経て内々定が出されます。その後、定められたルールでいえば6月1日から面接が解禁されるのですが、ここまでに面接での選考をすませていた企業は形式的な最終面接だけを行い、すぐに内々定を出します。企業によっては、ルールを守ってこの日から面接を始める所もあります。

6月末までに大手企業の多くが内々定を出して採用活動を終えますが、7月以降、中堅中小企業の募集、採用選考が続き、10月1日の内定解禁日では多くの企業で内定式が行われます。

 就活日程ルールよりも前倒しで面接が行われている実状ですが、実は年々早期化が進んでおり、3年生の間に行われる2月以前の説明会がさらに多くなり、4年生の春の面接、内々定出しが早まる可能性があると見られています。5月以前の面接は面談や、ジョブマッチングなどとして、面接をこっそり進め、6月1日に形式だけの面接をして内々定を出すことで、表向きにはルールを守っているという体裁を取ることができます。ルールを守らないからといって企業に罰則はないため、6月に面接が解禁されるというルールは守られていない現状。

これを知らずにルール通りに3年生のエントリー開始から、4年生の面接解禁がされる6月までのんびりと構えていては、就職活動の波に乗れず、卒業間際まで就職先が定まらないということにもなりかねません。

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「インターンシップ」の重要性とは?

 上記でも述べましたが、就職活動の始まりは「インターンシップ」。航空業界を含め、多くの企業がインターンシップという形で、業界について見識を深めてもらう活動を行っています。このインターンシップに関わるのは「人事」や「採用チーム」、「メンターさん」と言われる就職活動の際、本採用にも関わる方々です。インターンシップですでに皆さんは、採用に関わる方々とお会いし、人間性を見られてしまいます。インターンシップでの印象は、面接に関わってくるため、インターンシップは就職活動のスタートだと言えるのです。

「じゃあ、インターンシップには必ず参加した方がいいんだ!」と思われるかもしれませんが、物事にはどんなことでもメリット、デメリットがあるように、インターンシップもメリットだけではないのです。

インターンシップに参加するメリットとしては、

・いち早く企業研究ができる

・いち早くその企業またはCA(GS)という職種に関する見識が深まる        

・就職活動前の段階から人事部や採用チームとの接点ができる

・ESを書くことで本採用の練習になる

など、早い内から企業の内部を知ったり、人事部や採用チームと接点を持つことで自身をPRすることができるメリットがあります。

一方、デメリットとしては、メリットの裏返しになりますが、まだ自身の気持ちがインターンシップ先の企業に完全に向けられていなかったり、就職活動の準備段階の時点で、人事部や採用チームとの接点を持つことで、準備不足な点や、自身の不足な点も知られるという点があります。

ただ、デメリットも、考え方によってはメリットに変わります。インターンシップ期間内に、自身の不足な点を補うための努力をする姿勢や、実際に変化して成長した姿を見せ、面接だけではPRできない底力を見せることができるからです。

インターンシップはいつ行われる?

 上記でも述べたように、3年生のインターンシップは早くて春休みから行う企業もあり、大学が長期の休みになる夏休み期間がピークで、冬休みにも行う企業もあります。

インターンシップには短期と長期の2種類があり、短期は1日や1週間、長期は1ヶ月から長くて1年以上行うこともあります。短期の場合は、1日だと会社説明会のようなプログラムが多く、職場や工場などを見学することもあります。1週間だと、会社説明会、見学に加えて、グループワークや業務体験を行うことができます。

長期の場合は、社員と同じような業務につき、実際に働くことができます。社員が少人数の企業が長期インターンを行う場合が多く、インターン期間内に様々な職種を経験することができます。

 インターンシップで実際に業務を経験できるということは、まるで既に社員になったかのような、あるいはバイトのような扱いになる? だとしたら、インターンシップって誰でも行けない? もしかして、面接がある?!

 答えはYESです! 企業によりますが、多くの企業が、エントリーシートや面接などの選考を設けています。インターンシップでさえ選考がある……。皆さん、突破の準備はできていますか?

航空業界のインターンシップとは?

それでは、航空業界のインターンシップはどのような流れになっているのでしょうか。

2021年卒の、JALとANAにおけるCAのインターンシップエントリーの日程と流れを紹介します。

JALスカイ>

 エントリーシート募集期間:夏期2019/6/16締切日/冬期2019/12/9~12/23

 選考:WEB から応募・Open ES(履歴書)の提出

 開催期間:6日間(羽田)、4日間(成田)

開催場所:羽田空港、成田空港

<ANA客室乗務員>

エントリーシート募集期間:2019/10/24締切日

選考:WEBエントリーシート提出・書類選考

開催期間:1日間

開催場所:東京都内・名古屋市内・大阪市内・福岡市内・札幌市内のいずれか

<JAL客室乗務員> 

エントリーシート募集期間:2019/11/8~12/20

(応募はJALの採用ウェブサイトから行う)

選考:WEB エントリーシート・適性検査・面接を実施

 開催期間:2日間

開催場所:羽田周辺

JALの客室乗務員職や、ANAエアポートサービスではインターンシップに参加するための「選考会」があります。もちろんこれは多くの応募があるなか、内容の充実したインターンシップを提供するためにやむなく企業が設定するものなのですが、それにしても「選考」されてしまう。しかるべき準備をして挑みたいですね。

とにかく早めの準備が重要!

皆さま、就職活動の流れのイメージは湧きましたか?

「就活日程ルール」の裏側で密かに行われる実際の就職活動スケジュールを把握すること、そして、インターンシップが大きなカギを握っています。インターンシップに参加するには「選考」を通過しなければいけないという、まさしく就活のスタートライン。

インターン開始まで早ければあと数ヶ月! この期間、皆さまはどのように過ごされますか? 独学や先輩の話を聞いたりして、インターンの準備をするのもいいでしょう。また、スクールに通って、今から選考に勝ち抜くためのスキルを身につけることもお勧めです。

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